周りを巻き込まないために、恨み言を残さない離婚しましょ、離婚前相談に来てください。

結婚も離婚もあなたの幸せのために、ながはまふみこ幸せ相談所です。

2022年に起きた、この事件をご存知でしょうか？

孫に会えなくなっただけで、嫁を傷つける、こんな行動を起こすことは、理解されにくいかもしれません。

 

理解して欲しいのでも、この男性の犯行を肯定して欲しいわけではありません。

 

ひとつ間違えたら、殺人になったかもしれないんです。

 

許されることではないです。

お嫁さんはさぞかし怖かったでしょう。

ハラスメントの夫が怖くて逃げたのに、舅から責められ、脅され、刺されたのだから。

 

一方、この男性は、息子夫婦が離婚したことで、ずっと慕ってくれていた孫に全く会えなくなりました。

プレゼントも突き返されてしまいます。

プレゼントだけでも受取ってもらえていたら

 

ただ、このお嫁さんの気持ちは理屈では説明できません。

ずっとモラハラで苦しめてきた元夫の父親、いくら子どもには優しくしてくれた義父であろうと、義父からのプレゼントを受け取ると、元夫がまた何か関わってくるんじゃないか、あの苦しい日々が始まるんじゃないか、だから、一切関係を絶ちたい、と考えたんでしょう。

元夫の父親が送ってくれたプレゼントで遊んで、子どもが喜んでいる姿を想像するのも辛かったんでしょう。

 

調停では、父親以外の人がオンラインで面会したことはルール違反だからと注意を受けてそれ以降面会ができなくなってしまいます。

調停委員は、面会交流実施要項に基づき注意しただけと思われます。

第三者支援機関の支援現場でも、祖父母との面会交流はできないから、初めにルール説明します。

初めに、禁止だとわかっていたら息子さんもオンラインで繋ぐこともしなかったんじゃないかと。

 

何故こんなことをしてしまったのか、精神状態が追い詰められてしまった結果、じいじである男性は、これで全て壊した、もう一生孫に会えなくなってしまった、と自分を責める後悔しかないですね。

 

お仕事や趣味を持たれていれば、孫に会うことだけに執着しなかったかもしれません。

 

いやいや、今となっては、全てたられば、です。

 

この記事では、ばあばには触れていませんが、ばあばがいらっしゃるなら、ばあばはもっと辛いですね。夫は殺人未遂罪で懲役、夫が犯した罪で自分も孫には会いに行けなくなってしまった。

 

私がこの事件を考えると、こんなに辛くなるのは、やはり私に孫がいるからかもしれません。

お子様のいらっしゃる夫婦相談、頑張ります。

夫婦関係修復、修復できなくとも、遺恨を残さない離婚に向けて頑張ります。