ご自身のその思い込みは、案外翁勘違いかもしれません。全部に当てはまる方程式はありません。

結婚も離婚もあなたの幸せのために、ながはまふみこ幸せ相談所です。

 

前にもブログで書いたのか、書いていないのか忘れてしまいましたが

 

私は母が結婚生活がうまくいかないのは、母が経済力を持ったことだと思い込んでいました。

 

詳しく書くと、小説くらいになるので、略しますが、とにかく母は商売をして稼ぐ力があるから、結局はえらくなってしまって、夫婦仲がうまくいかなくなるんだ、

 

結婚したら、女性は経済力はない方が夫婦関係はうまくいく

私の父との離婚の原因は違いますが、2回目、3回目の離婚を間近で見てきた私にとって、長い間バイブルとなりました。

 

結婚するときに、喫茶店の営業をやめて、売却するときめたとき、母は私に、結婚してもなにがあるかわからないから、店は続けた方がいい、夫は会社員、文子は喫茶店をしたらいい、とさんざん言われましたが、私は、働いても夫よりは収入が少ない主婦になるんだ、と決めてました

 

何があるかわからない＝結婚しても離婚するかもしれない

 

という意味にとりました。

このときはこれから結婚する娘に縁起の悪いことをいうなと思いましたね。

何があるかわからない、というい意味は、夫が病気になっても支えられる経済があったほうがいいという意味にも取れますが・・・母がいうと、離婚するとでも思ってるの？としかとれなかったんですね

 

結婚してすぐに子どもが欲しかったし、喫茶店は朝早いですから、店の営業しながら新婚なのに夫の世話は全くできないなんて、と思いましたし、今となって手放さなければよかったと思っているわけではありません。

 

ただ、私の場合は母がたまたま経済力を持ったことで夫婦関係がおかしくなって離婚につながったという勘違いを私がしただけで、結婚しても女性が経済力を持って何ら悪いことではなく、反対に今の時代には共働き必須ですよね。

 

実際に女性が男性より経済力を持っても夫婦円満なところはあるわけですからね。

 

母の2回目、3回目の離婚の原因は違うところにあったわけです。もちろん、母だけが原因ではないですが。

 

しかし恐ろしいもので、この思い込みは結構私を縛りました。

 

ご家庭の環境が本人の結婚観に影響するというのは、こういう面もあります。

 

私の場合は、母の結婚がうまくいかなかったから、その母の逆をすればうまくいくのではないか、という理論ですが、反対に、円満な両親のもとで育ち、それをモデルケースとしてみていると、そのモデルケースに当てはまらない相手との結婚は、うまくいかないのではないかという思い込みに縛られたりします。

 

すべてに当てはまる方程式はありません。

 

あなた自身の不安が思い込みによるものなのかは、きっかけがないと気づきません。

 

もし、相手がおられても結婚に少し不安があったら、話しに来てください。

ちょうどいい相手が見つからない、と悩んでいる方も、実は相手がいないのではなく、あなたの思い込みがじゃまをして、周りにいる人が見えていないのかもしれません。

 

あと3ヶ月、今年中にすっきりしましょう～