子どもたちがパパママの間を自由に行き来できるようになったときが喜びです。

結婚も離婚もあなたの幸せのために、ながはまふみこ幸せ相談所です

 

私は、NPO法人ハッピーシェアリングで面会交流支援をしております。

常務理事、共同養育カウンセラー、子育てサポーターです。

 

共同養育カウンセラーといいましても、前面に共同養育を推している団体ではありません。

あくまでも子どもファーストです。

もちろん、パパママが共同養育を自らすすんでできるのであればもちろん子どもさんにとっても一番です

 

パパママが面会交流支援団体を使うという状況では、子どもさんがまず面会交流を楽しめるように心がけています。

 

改めてですが、ハッピーシェアリングがしている面会交流支援の形には3種類あります。

 

面会交流をする前には、パパママどちらもハッピーシェアリングを使って面会交流をしたい、という申し込み、合意があったうえで、パパ、ママ別々に築城代表と私で、まず一回受理面談をして、今までの経緯、ご家庭の状況をお聴きします。

ハッピーシェアリングで支援させていただけるかどうかを判断し、支援できると決定した場合は、パパ、ママ別々に２回目の受理面談をします。

 

２回目の受理面談では、ハッピーシェアリングでの面会交流支援ルールの説明、私たちと子どもさんとの顔合わせをして、お話を聴いていできる年齢であれば、子どもさんにも私たちに安心していただけるように話します。

子どもさんの顔合わせの時間には、子どもの心理を学んでいる院生や、公認心理師、臨床心理士のサポーターさんに同席してもらっています。

 

見守り支援…頻度はパパママ合意の頻度に合わせてですが、多いのは月一回ですね。面会交流の時間は２時間、曜日も日曜日のみ、場所は毎回同じスタジオで行います。

パパママが顔を合わせないように、時間をずらしてお迎えに行きます。

２時間の面会交流が終わった後も、パパママが顔を合わせないように、別居親さんを最寄り駅まで送っていった後に、同居親さんに迎えに来ていただきます。

この見守り面会交流を問題なく続けることで、パパママの間の葛藤が低くなり、第三者の見守りの目がない状態で、同居親さんがスタジオ以外の好きな場所で子どもを別居親さんと遊ばせてあげたい気持ちにはなったけど、やはり相手の顔はまだ見たくないし、連絡も直接はしたくない、という場合は、受け渡し支援に進みます。

 

受け渡し支援…双方合意で決めた時間、待ち合わせ場所も毎回同じで、同居親さんから子どもさんと預かり、顔を合わせないように場所も時間もずらして、別居親さんに子どもさんを預けます。

決まった時間内、別居親さんと子どもさんは見守りなしで面会交流できます。

面会交流の時間がおわると、またサポーターを介して、別居親さんから子どもさんを受け渡してもらい、同居親さんに引き渡します。

子どもさんが安心するように、見守り支援経験が長いサポーター二人が固定で対応します。

 

メールシステム…子どもの受け渡しはお互いに大丈夫だけれど、メールのやり取りを直接したくない、というパパママには、アプリを使っていただき、面会交流の日時、場所を決める定型文のみのやり取りができるシステムを使っていただきます。

 

ハッピーシェアリングを含め、面会交流支援団体は、ずっと支援を使っていただきたいのでなく、パパママたちの間の葛藤が高い間は、私たちの支援をツールだと思って面会交流を続けていただき、だんだんお互いを子どものパパとして、ママとしての信頼を取り戻していただき、目標は支援を使わずに、パパママが自分たちで子どもさんの面会交流をして、自由に子どもさんが行き来することができるようになることです。すると、ご親戚とも会えますね。

私たちは、子どもさんの笑顔がエネルギーです。

支援を卒業されるときには、もうこの笑顔には会えないんだなあ～と少し複雑な思いがありますが、でも、自由にパパ（ママ）に会えるんだよ～と心の中で喜びながら、最後に見送ります