子どもと会わせてもらってるから、夫婦関係を修復できるとおもっていませんか?
2023/12/19
結婚も離婚もあなたの幸せのために、ながはまふみこ幸せ相談所です。
私事でブログがひさかたになってしまいました。
コロナ禍で2回延びていた娘の結婚式をようやく23日に挙げることができました。
ありがとうございました。
さて表題の話をします。
私は、NPO法人ハッピーシェアリングで面会交流支援をしておりますことは伝えておりますが、支援団体を使って子どもさんの面会交流を行うということは、調停中、もしくは離婚後のパパママの葛藤が高いということです。
葛藤が高くなければ、費用が掛かる支援団体を使わなくて自分たちで面会交流をすればいいからです。
同居親さんは、子どもにとっては別居親さんも大事なパパ(ママ)だと理解されているから、子どもを会わせることは大切なことだけれど、今はまだ理屈ではなく相手の顔を見るのは無理、直接やり取りするのは嫌だ、だから、支援団体を使われます。
時々、調停中の別居親さんの中には、子どもを会わせてくれるということは、もしかしたら夫婦の修復ができるんじゃないか、昔のように子どもと一緒に暮らせるんじゃないかという希望を持たれる方もいたりします。だいたい、パパ側に多いのですが。
実は、面会交流支援をさせてもらい始めたときは、私自身がそう思ったことがありました。
パパとママの受理面談を別々にするわけですが、お話を聴いていると、このお二人は離婚せずに済んだのに・・・お互いの気持ちの通訳がいなかったから、こじれたけれども、もしかしたら今からでも修復できるんじゃないのかな、と思うことがありました。
そう思って築城代表に話したとき、
「長濵さんがそう思うのは自由だけれど、支援をしている立場がそんなことを思っていると同居親さんに伝わったら子どもを会わせたくない、とならないとも限らないから。同居親さんは、別れると決めて、子どもの面会交流をするわけだからね。」
と言われたんですね。
正直、その時はよくわからなかったんですね
でもだからこそ、面会交流で出会う以外の方には、離婚を決める前にカウンセリングに来て、避けられる離婚は避けることができたら、と思うようになりました。
そんな私が、今はなぜ、
面会交流支援を受けているときに、夫婦関係修復を考えないでください。
と声を大にしていうのか。
結婚生活を続けていた時に、モラハラなど辛い思いをされていて、離婚しようと踏み切った同居親さんは、そのつらかった想いに封印をして、子どもだけはちゃんと別居親に会わせようととても頑張っているわけです。
そこの気持ちを勘違いしてしまって、別居親さんが期待をしていまい、距離感を間違えると、同居親さんは一緒に結婚生活を送っていた時の恐怖がよみがえり、子どもさえ会わせるのも怖くなってしまいます。
私たち支援団体は、いつまでも私たちを使ってほしいわけではなく、パパママが直接やり取りをして、子どもが自由に行き来できる未来を見据えて支援をしていますが、直接やり取りができるようになったからといって、パパとママが昔のような夫婦としての関係に戻るわけではありません。
夫婦としての関係は終わってます。
あくまでも、子どものパパとママとして子どものために協力していこうという認識を持っていただきたいと思います。
離婚が頭をよぎったら、また、離婚まで考えないけど一緒にいるのは辛い、と感じたら、そのときにご連絡をくださいね。
離婚したほうがいいのか、それとも離婚を避けられるのか、一緒に考えます。
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