子どものSOSを出せる社会にするには・・・
2024/02/11
結婚も離婚もあなたの幸せのために、ながはまふみこ幸せ相談所です。
面会交流支援をしていますと、SOSを出せない子どもたち、まだ会えていない子どもたちに対して少しでも何かできないか、どう支援をしていけばいいのか、と考えてしまいます。たくさんの子どもを救えるとかおこがましいことはもちろんできないとは思っていますが、ひとりでも気持ちを救うにはどうしたらいいのだろうと。
SOSを出してもらうには・・そればかり考えていましたが、結局いかにもお悩み聴かせてね、みたいなところには本当に切羽詰まっている子どもは寄ってこないこともわかったし、だったらとにかく子どもが集まるところに、話しかけられる状態で子どもが警戒しないように、何でも気軽に話せるおばちゃん然として存在するしかないのか、今学び中の子どものメンタルヘルス予防教育というのは、学校ですべての子どもちに、切羽詰まった状態になる前に知ってもらうためのものだから、私は教職ではなし、これはもっと先生方に知ってもらって学校で広めていただけたら、とか、いろいろ考えていました。
そんなとき、子ども支援について一緒に考えている友人からこの本を勧められました。
勧められてから、読みだすまでに日にちが経ってしまいましたが、読みだすと一行一行が深く刺さって、時間がかかり、まだ全部読めていません。
松本俊彦氏が編集されていて、子どもに関わっている、様々な立場の22名の方が執筆されておられます。
かなり考えさせられるショックな内容です。
いかに子どものSOSを出してもらおうとか、あまりにも自分の考えが傲慢だったことは読みだしてすぐに理解できました。
子どもたちがSOSを出せない、助けてと言えないようにしているのは私たち大人であるということ。
あるいは、SOSを出したことがあっても、大人は何にもできないんだ、と、どうしようもないと諦めさせてしまっているのではないかということ。
行き詰まってしまいました。
国は、2018年に学校における自殺予防教育として、「SOSの出し方教育」を
実施する方針を打ち出しました。
なんて、書きましたが、私はこの本を読むまで、そんな教育を実施すると発表されたことすら、記憶に残っていませんでした。
私には小学校の先生をしている友人もいますが、いつも本当に忙しそうで、彼女は決して忙しいとは口にしませんが、私から見ると、まさにこの『忙』という漢字が示すように心を亡くすくらいにいろんなことを抱えていました。
休みの日も持ち帰りの課題に追われていて、私は彼女の身体が心配になっていました。ずっと年に何回か会って話をしていましたが、ここ数年間、たまのLINEのやりとりだけで会えていません。
彼女のように、「SOSの出し方教育」をしなければならない先生方もご自身がSOSを出せていないのではないか、と思います。
なんだか、とりとめのない話になってしまっていますが、教職だけではなく、すべての大人も辛いときにはSOSを出せる社会にならないと、子どももSOSを出せないし、子どもがSOSを出しても大人が気づける余裕もないのでは
子ども支援に関してはまだまだ模索中の私にまずできることは、家庭問題でお悩みの方の力になることですね。
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