生まれる前に別居になって、会えなくなったパパへ

結婚も離婚も、あなたの幸せのために、ながはまふみこ幸せ相談所です。

 

生まれた時から見ているからかわいい？

 

私には、来月2歳になる孫がいます。

孫の写真を定期的に見せてほしいと頼まれた友人にだけ、あまり押し付けにならないように、孫の新しい写真が娘夫婦から共有され次第、友人にも送っています。

友人が言った言葉が印象に残っています。

「他人の孫をこんなに可愛いと思ったことがないわ。生まれたときからずっと写真を見ているからかな。」

 

この言葉を聞いて、別居しているパパの気持ちを思い出しました。

面会交流の中で、別居している親が抱える葛藤を耳にすることがあります。例えば、二人目の妊娠中に別居になったり、生まれたばかりの子どもに会えないままでい

た場合です。

「上の子には会いたいけれど、下の子には会いたい気持ちがない。会ったとしても、子どもは僕がパパだとわからないから、最初は会うのは上の子だけでいい。」

という声もあります。

 

交流を積み重ねて、愛情が湧いていきます

 

確かに、生まれたばかりの赤ちゃんは、目の前の人がパパだとは理解できません。

しかし、すべての親子関係は、時間をかけて築かれていくものです。生まれてから、声をかけたり、おむつを替えたり、ミルクをあげたりすることで、徐々にお互いを認識し、愛情が育まれていきます。

 

面会交流を通じて、最初は赤ちゃんもパパもお互いを理解できず、戸惑うこともあります。しかし、定期的に会い続けることで、抱っこしたり、笑いかけたり、話したりする中で、親子の絆が深まっていきます。

定期的な面会交流を通じて、親子の絆が深まっていく様子はとても感動的です。

子どもが徐々に安心感を持ち、親に対して愛情を示すようになる過程は、時間がかかることもありますが、抱っこを求める瞬間や笑顔を見せる瞬間があります。

月に一度の交流でも、愛情を持って接することで、少しずつ信頼関係が築かれていくことが大切ですね。

 

支援の現場にいますので、別居親さん、同居親さん、どちらの立場の親御さんのお気持ちもわかります。

 

お話しされたいかた、お越しください。